注意
ただの自分語りです。炎上プロジェクトの真っただ中のため、解決策は知りません。。。
しいて言うなら、プロジェクトの管理者が、プロジェクトを管理していない状況は赤信号です。
早めに他の人(可能ならプロジェクトの管理者より立場が上の人)にヘルプを出しましょう。
どのように凌いでいるかは、こちらの記事へ。
私について
社会人歴5年未満のペーペーエンジニアです。
短期離職と転職を繰り返した後、最初の会社に戻りました。(戻れたのは奇跡ですね)
技術に対する興味はほぼ無く、PCが小さいころから好きだった訳でもありません。
就活をまともにせず、逆求人サイトで最初に声をかけてくれた会社がIT業界の会社でした。
そのため、この記事を読んでいく中で、「勉強不足だろ」、「やる気の問題だろ」、「そもそも向いてないだろ」、「辞めてしまえ」、「気合の問題だろ」等、思われるでしょう。
ただただ自分のストレスを発散するためだけにこの記事を書きます。
案件参画が決まった時の心情
このプロジェクトに入ると聞いたとき、やる気に満ち溢れていました。
なぜなら、はじめての0→1の要件定義をする案件だったからです。
「良い経験が詰めるなぁ」、「嬉しいなぁ」「期待に応えなきゃ!きっとこれができたらリーダーへの道が少し見えてくるかもしれない!」とワクワクしていました。
私は、一丁前に「いつかプロジェクトをマネジメントしたり、新人を育成したり、みんなが働きやすいチームを作っていける人になりたい!」とキャリアを思い描いていました。
しかも、少人数の案件。ここでバリバリ働いて認めてもらおうと意気揚々としていました。
案件最初の方
案件が始まると少しの違和感。
「なんか、プロジェクトマネージャー(PM)とプロジェクトリーダー(PL)の仲悪くない?
しかも、PMはやる気なくない?なんか、要件定義って言っているけど、工数見積もりの話しかしてなくない?」と私は思いました。
案件に参画する前の何か月かで、要件定義は何をするか調べていましたが、「実際の案件だと違うのかなぁ」と目をつぶっていました。
PMからの指示はコロコロ変わりました。
最初は、業務フローを作成しよう。私は要求定義を見ながら、想像力を働かせて業務フローを作成しました。しかし、PMは私が作成したフローを見もせず、アクターを洗いだそうと指示しました。私は要求定義を見ながら、アクターを洗い出しました。しかし、アクターを羅列するだけではだめだったようで、全然ダメじゃんと言われました。そのあと、ChatGPTに聞いて、ユースケースもアクター一覧に記載するようにしました。すると、PMからは好評でした。そのあと、PMは、この私が作成したアクター一覧をベースに機能を洗い出そうと言いました。私は、機能を洗い出しました(フィードバックを貰って直す前提で体裁は整えてませんでした)。PMは、ちらっとみて、なんか違うと言いました。
今度は、アクター一覧を洗練させようと言われ、その次は、アクター一覧をもっと汎用化するように言われました。
何度も何度も作っては壊して、作ってはダメだしされ、作っては何も見られず、作っては作っては作ってはゴミが増えていきました。
PL離脱
私はゴミ生産機となりました。
お客さんは、「スケジュールを出して。」とPMに言いました。
PMは、「承知しました。スケジュール出します。」と言いました。
PMは、PLに「スケジュールを作って。」と言いました。
PLは、「承知しました。」と言いました。
3日くらい経って、PLは、「スケジュールを作るのは難しいです。」と言いました。
PMは、「じゃあ、私が作るね。」と言いました。
それからさらに3日くらい経って、私は、「スケジュールはいつ出るのだろう」と思いました。
一向にスケジュールが出てこないのです。
PM,PLに言われ、システムの概要を説明する図を作るよう言われていたので、それを作り、毎週、それをPLが説明しました。
ただし、PLは私の資料をまともに見ていませんでした。でも、説明はPLが行いました。「私が説明者になりましょうか?」と言っても、PLは私に任せませんでした。
ただただ、ぐだぐだと絵を見せて、「これどうですか?」とお客さんに聞くPL。
何を聞きたいのかわからず、いらいらするお客さん。
無言の時間が流れる会議。予定の時間を大幅に超える会議。
資料を作成して直すのは私。資料を説明する(説明できていませんでしたが)PL。
資料の意図とは別の意図で話すPL。お客さんに詰められるPL。
助けたくても、自分が作成したときの意図とは違って助けられない私。
そもそも口頭でのやりとりが苦手な私。早口が聞き取れない私。会議が終わるのを待つ私。
議事録製造マシーンと化した私。
この、地獄のような会議(地獄会議と言うことにしましょう)が1ヵ月ほど週一で行われました。
そうです。要件定義はまったく進んでいませんでした。
お客さんの指摘を資料に反映させて、次の週、別の指摘をされる。という繰り返しでした。
お客さんは「何を聞きたいのかわからない」と度々言っていました。
でも、PLは資料を見せて「これどうですか?」と言うばかりでした。
契約期間の終わりが近づき、PM,PL,お客さんで次の契約の話をしたそうです。
私はその場にいなかったため、内容はわかりません。
ただ、その契約の話をした次の日の地獄会議で、PLがPMからの指示で今後の話をしました。
お客さんは「そういうのは、スケジュールを立ててから話すものでしょう!!!!(怒)」とPLに声を荒げました。
PMはこの時会議に参加していませんでした。本来なら、PMから話す内容だったでしょう。
お客さんの怒りはPLに向いていました。でも、私もダメージを受けました。
「私が要件定義を進められてないからだ。」と。
PLの言葉選びは下手で、余計お客さんの怒りを買いました。
私は、その怒りの言葉と、PLの無責任な言葉を議事録に綴るだけでした。
なんでそんな言葉を選ぶのか、でも、そもそも私がもっとできていたら、そもそも私以外の人が参画していたら、と思いました。
その週末、私はストレスを発散するために、いろいろなことをしました。外出したり、おいしいものを食べたり。何とか回復できたと思いました。
気持ちを切り替えて月曜日、PLが休職しました。たぶんメンタルです。
私も、PLに怒りをぶつけてしまった。私が作った資料を適当な説明をするから。何の目的も持たずに、会議をしようとするから。罪悪感。
メンタルゴリゴリ
同じような案件に入っていた人が、PLの代わりになりました。
でもその人が、この案件に参画しているわけではないという状況です。
片手間にこちらも見てくれているのです。(片手間と言いつつ、かなり面倒をみてくれています)
すごくありがたいと思いました。
でもメンタルがゴリゴリ削れています。
正直、何も考えたくないです。思考を放棄したい。
その人に「なぜそう考えたの?」「そうはならないよね」「でも○○って考えもあるし、△△って方法もあるよ」と早口で言われると、私は混乱しつつ理解しようと「XXということですかね?」と聞きました。それに対しても同じようにマシンガンのように早口でまくしたてられると、私は「はい」「そうですね」「承知しました」と返事するマシーンになる他ありませんでした。
「なぜそうなるの?」「そうはならないよね」「違うんじゃない」という言葉は、責める言葉ではないと理解しつつも、攻撃だと受け取ってしまう自分がいます。
その人に質問せざるを得ないのですが、回答をもらうまでにメンタルがゴリゴリと音を立てて削れている音が聞こえてきます。
指導してくれている。それはわかっている。でも、なぜか涙出そうになる。涙が出る。
意味が分からない。
なぜ自分が泣いているのか。なぜこんなに悲しくなるのか。なぜ自分がここにいるのか。
平日を乗り越え、休日はゴリゴリ削られたメンタルの削りカスを何とかコネコネまとめています。
この記事を書いたり、音楽を聴いたり、ご飯を食べたり、映画を観たりして。
正直、次の契約では私を切ってほしい。この案件にいたくない。怖い。
もう何もしたくない。何も考えたくない。何も決断したくない。何も作りたくない。
辞めたい。逃げたい。
けど、他に行く場所がない(短期離職を繰り返しているから拾ってくれる所なんてないだろうし、そこそこお金がもらえているから収入が減るのは嫌だと思ってしまう。それに、IT業界なんてどこもこんなものなのでしょう。プロジェクトガチャでしょ。)。
おわりに
はやく抜けたいです。
不安しかない。早く終わらないかな。
終ったらもっとゆっくりした案件に入りたい。
話し方がゆっくりした人の下につきたい。指示が明確な人の下につきたい。
技術から離れたい。
管理されたプロジェクトが良い。
PMがやる気のある人が良い。
PLもやる気のある人で育てるのが上手い人が良い。
早く管理する側にまわりたい。